国民の期待とは裏腹に、岸田首相は「外国人留学生は国(我が国日本)の宝」等と意味不明なことを言い、犯罪者予備軍ともいえる外国人留学生を増員しようとしている。野党は論外であるが、自民党も決して良いとはいれず、投票する側にとって、頭の痛い問題である。
さて、教育現場においても、不審者への対応が騒がれている。前々から誘拐などはあったが、その件数は以前はさほどでもなかった。近年、子どもが登下校中に不審者に誘拐され、命を奪われるという痛ましい事件が頻発している状況と言える。このような状態へどう対策を取っていくかを述べようと思う。
子どもたちへの指導については、まず登下校時には、班投稿を守らせる必要がある。下校時は極力子どもを一人にしないようにし、防犯ブザーはすぐ押せる状態にさせておくことが必要である。
次に、危険を回避するため、一人で遊ばないこと、遊びに出かけるときは「だれと、どこで会い、いつ帰る」かを家族に伝えることを徹底させる。また、誘拐防止の5つの約束「知らない人についてイカない」「知らない人の車にノらない」「オお声で叫ぶ」「スぐ逃げる」「シらせる」、いわゆる「イカノオスシ」の標語に加え、「キョ:(不審者や車との間は、両手を開いたくらいの)距離をとる」「ウ:(自分の)後ろも氣を付ける」「ハ:(家に)ハやめに帰る」の3つ、いわゆる「キョウハ」を足し、「今日は、いかのおすし」という一つの言葉として指導し、帰りの会等で繰り返し話すのが良い。
子どもを狙う不審者は「怖い人」と教えがちであるが、「優しい人」を装っている場合が多い。優しく見える人でも「何か変だな」と感じたら、近寄らずに距離を置くことが必要であることを指導することが不可欠である。
これらの対応を進めるには、保護者と地域との連携が重要になる。学校だよりや学年だよりを、保護者だけでなく、子どもたちの生活に関わる人たち、例えば、地域の町内会や学習塾、スポーツクラブ等にも配布して協力を仰ぐことが求められる。地域全体が子どもたちを温かく見守り、不審者に対して地域の目があることを分からせておくことが重要である。
教職員は見守り活動を強化し、極力子どもを一人にしないようにして、子どもたちの安全な生活を守っていくことが求められている。これが妥当な結論ではあるが、多忙化が言われている教職員生活の現状で、果たしてこうしたことが十分になされるか(なされても無理がないか)の検証は大切である。教職員の増員や待遇の改善は必要であろう。
|
|
|
|