令和義塾🛡中高生・高卒生・教員・留学志望者のための学習塾

仕事をしている人が意識する方が良いことや、我が国の在り方の改善策について述べるかも🐈

校外行事を行う意義と実施の意義と留意点😸

 「学校は国語や算数だけをする場所ではない」という言い古された言質がある。個人的には、「そうだよな。英語や物理等もあるよな。」と思う。まあこういう屁理屈ともとられる物言いは置いておいて、今回はいわゆる「勉強」でくくられること以外の学校における活動について考えてみようと思う。

 学習指導要領では「特別活動」「総合的な学習/探究」の2つを思い浮かべる人も多いだろう。「特別活動」には学校行事の中の遠足や集団宿泊的行事等があり、「総合的な学習/探究」には地域学習や社会体験学習、自然体験学習等がある。また従来の教科においても、例えば「生活科」における町や村探検等も挙げられる。校外行事にはこのように学習指導要領を根拠とするものがあり、他にも学校が教育上必要と認めて実施するものもある。

 さて、「校外行事に意味等あるのか?」と思う方もいるのではないだろうか。意味は確かにあって、いうなれば「自然の中での集団宿泊活動等日常とは違う環境の中で、見分を広め、自然や文化に親しみ、人間関係等の集団生活のあり方や公衆道徳等の望ましい体験を積むことである」とでも回答できよう。

 懸念されるのは、例えば猛暑日における熱中症等であろう。こういった事態への対策として、例年と同じ活動を漫然とするのではなく、教員が意識を高く持つことが必要である。この場合は充分な熱中症対策を講じて、児童生徒の健康状態を把握することが求められる。

 では校外行事を行うときに最も注意すべき点は何であろうか。そもそも学校を離れて行う行事であるので、学校の中とは異なった環境である。なのでけがをしたり事故を起こしたりしないように、児童生徒の安全を第一に考えて全ての活動を行う必要がある。また異常事態になった場合には、すぐに活動を中止する等の的確な判断が不可欠といえる。

 

 

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