令和義塾🛡中高生・高卒生・教員・留学志望者のための学習塾

仕事をしている人が意識する方が良いことや、我が国の在り方の改善策について述べるかも🐈

自治体別学力調査で注目すべき点🐈

 学力調査がそろそろだなということで、一番みなの需要が大きい東京都教育委員会のホームページを見た。調査実施日は令和3年9月頃であり、調査対象は都内全公立小の第4学年から第6学年、および都内全中学校の第1学年から第6学年、さらに都内全公立義務教育学校中等教育学校における公立小・中と同学年の児童・生徒である。

 自分が注目したのは、令和3年度の調査から、児童・生徒がパソコンやタブレット端末を使用し、ウェブ上で質問に回答する方法に変わる点だ。ここにもGIGAスクール構想が波及している。また今回の一番の注目ポイントなのだが、学校で分析する際に氣を付ける点は次の2つだ。

 1つ目は、A問題(主として知識問題)とB問題(主として活用問題)のバランスに着目することである。受検する児童・生徒各人によりそれぞれが得意・不得意とする点に傾向があるので、結果を受けてそれらを分析することが、今後につながる。(つまり各人に焦点を当てた各能力の比較。)

 2つ目は、自分の所属する市(町や村の場合は、近隣の市に注目するのも良いかもしれない)内の学校での成績の分散具合と自校の位置を比較することである。これにより、自校の児童・生徒にはA問題に課題があるのか、もしくはB問題に課題があるのかを発見できる。(これは受検者と他者との比較。)

 東京都の学力調査では、新しい学習指導要領で育む資質・能力の「学びに向かう力、人間性等」のうち、「学びに向かう力」等を中心に把握していく。また、国の学力調査では、「知識及び技能」と「思考力、判断力、表現力等」を中心に把握していく。各学校では、都と国の調査結果を生かして、三つの力をバランスよく育んでいくことが期待されている。 

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