令和義塾🛡中高生・高卒生・教員・留学志望者のための学習塾

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平成22年10月告示「教育の情報化に関する手引き」:授業でICT活用の2つ目の意義

 文部科学省により告示された「教育の情報化に関する手引き」には、教職員が授業の際にICTを活用する意義が4つ述べられている。今回はその2つ目を考えてみたい。

 その2つ目の意義とは、前述の手引きには「児童生徒一人一人に課題を明確につかませるための教員によるICT活用」と述べられている。その一般的な説明として、「学習内容を円滑に進めるためには児童生徒一人一人が課題を明確につかむことが欠かせないが、そのためにICTを活用することができる。教科書の設問や図表を拡大提示することで、教員が言葉だけで伝える以上に、児童生徒一人一人がこれから学習する課題を把握することができる。また、自分の演技とお手本を比較できる映像などを見せることで、他者から言われるのではなく自分自身で課題に氣付くことができる。」とある。

 具体例としては、中学校数学科(第2学年)での学習内容(一次関数)において、「シミュレーションソフトなどを活用して、一次関数のグラフを提示して、表や式、グラフを関連付けて考えさせるようにする。また、グラフ作成機能を用いて、生徒がグラフを作成して、学習を深めることも考えられる。」と記載されている。

 この事例は、現在主に使用しているGeogebraでも首尾よく操作でき、中高生の学習の一助となりうると思えた。課題点としては、一連の動作をPCで確認したので、これがスマホでできるかどうかの確認である。仮にできる場合、授業中に学力差のある集団で生徒が使いこなせるか、ということを検証していく予定である。

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