英語を読めないときの訓練方法🐱
前回までで、英語学習指導法を4つ挙げた。これら4つは、中高英語を担当するための教員免許(正確にいうと中学校・高等学校教諭一種免許状)を取得するための講座で必要とされるレポートの題材を、自分なりに取り組んで書いたものである。それぞれを2日程度で仕上げたこともあり、実際の評価はAやBであり、Sは取れなかった。まあ、Cや不合格ではなかったので、いっかというところである。
さて、英語を読み進められない、または読んでも読んだ英語を記憶できないという状況に陥る学習者は多いと思われる。肌感覚的に、高校を卒業し2年程度英語を学習してきてある程度は英語を読めるようになったが、いまいち深くならないという人も含まれるような氣もする。
英語を読み進められない、もしくは英語を英語のまま記憶できないという状況でありがちなのは、多くは次の2点である。
①文法・語法・語彙などのいずれか、あるいは複数が不十分。
②今までの英文処理量の不足。
上記2つである。①はいわゆる学校英語を批判する人も多いが、そもそもその学校英語を把握できていない人が批判する向きもあり、これは論外である。きっちりと学習をしてもらいたい。
②に関しては、読書量を増やせばよい。しかし、いたずらに読書量を増やしても、やる氣が失せるだけである。うまく日本語訳も併用し、読み進めるのが最良の方法の一つと言える。🐈
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