令和義塾🛡中高生・高卒生・教員・留学志望者のための学習塾

仕事をしている人が意識する方が良いことや、我が国の在り方の改善策について述べるかも🐈

授業妨害者を追放!できないので規範意識の育成について😸💦

 「規範意識醸成の必要がある」とはよく言われる。具体的にいうとすれば、「授業妨害をさせないために自己防衛の必要がある」というのが、最大の理由かと思う。授業妨害になれば、授業者にとっては大迷惑だが、教室で静かにしている他の者にとっても迷惑である。本来なら授業において騒ぐものなど、退学処分を喰らわせればよいと考えるが、なかなかそうもいかないようなので、理想論的な回答を以下述べることにする。

 本来、規範意識は保護者が行うしつけや、基本的生活習慣の中で育まれるものである。食事は決まった時間にとる・夜更かしはしない等の生活習慣や、順番を守る・あいさつをするなどの社会性を身に付けるには、小さいときから周囲が言い聞かせる必要がある。

 しかし、核家族化・少子化による家庭の教育力の低下、都市化がもたらした地域社会における人間関係の希薄化等により、遅刻や中抜け・万引き・いじめ・喫煙などの問題行動が増加傾向にある。したがって、学校は教育活動の中で、子どもたちの年齢や学年に応じて、具体的に決まりや規範意識を身に付けさせていかざるを得ない。

 教育基本法には、「教育を受ける者が、学校生活を営むうえで必要な規律を重んずる」ことを重視しなければならないと明示され、「規範意識を育み社会の発展に寄与する態度を養うこと」等が、教育の目標として掲げられている。教職員は、道徳教育・生徒指導・教科指導・特別活動・人権教育等あらゆる活動の中で規範意識を育む必要がある。

 実際には、挨拶指導・服装指導・遅刻指導・集団活動に関する指導・清掃指導等を通して、子どもたちにルールや法の重要性、それを守ることの必要性を自覚させる。そしてそういったことを遵守することが、良い人間関係と友人関係を作り出すことを教えることが期待されている。また、社会体験やボランティア活動を通しても、広く一般社会の規範やルールを学ぶ訓練の場をつくっていきた。

 加えて、学級通信をはじめ、保護者懇談会や地域懇談会等の機会を利用して、子どもたちの基本的生活習慣の定着の重要性、社会生活に必要なしつけの重要性を絶えず伝えていくことも肝要である。

 このように、教職員は子どもたちの心に響く指導ができりよう、自らも努力していく覚悟が求められる。

 以上が理想とされるような考えである。実際は授業妨害をする者については、改善の余地が見られない場合や悪化していく場合、退学処分を下すしかないとも付け加えておく。

 

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