令和義塾🛡中高生・高卒生・教員・留学志望者のための学習塾

仕事をしている人が意識する方が良いことや、我が国の在り方の改善策について述べるかも🐈

教職員の仕事の二枚看板😸

 「教職員の仕事で最重要なものは何か?」という問いは、教員採用選考では頻出である。多かれ少なかれ、管理職選考試験においても、問われるものかもしれない。学習指導要領の総則には、生徒の発達の支援に関する記述がなされている。

 そこには「学習や生活の基盤として、教師と生徒との信頼関係及び生徒相互のよりよい人間関係を育てるため、日頃から学級経営の充実を図ること。また、主に集団の場面で必要な指導や援助を行うガイダンスと、個々の生徒の多様な実態を踏まえ、一人一人が抱える課題に個別に対応した指導を行うカウンセリングの双方により、生徒の発達を支援すること」とある。

 上記のように学習指導要領によれば、学級経営の充実が児童生徒の人間関係能力の向上や発達に資すると考えている。このことから分かるように、教職員の仕事の二枚看板は、教材研究に加えてよりよい学級経営実現の手法を増やすことと言える。

 学習指導要領にはさらに、「生徒が自己の存在感を実感しながら、よりよい人間関係を形成し、有意義で充実した学校生活を送る中で、現在および将来における自己実現を図っていくことができるよう、生徒理解を深め、学習指導と関連付けながら、生徒指導の充実を図ること」と示している。これらにより、よりよい学級経営を通して、児童生徒の自己実現を助け、生徒指導との相互作用を生み出すことが期待されていることが分かる。よりよい学級経営が学校での仕事の基盤の一つと言って差し支えない。🐈