令和義塾🛡中高生・高卒生・教員・留学志望者のための学習塾

仕事をしている人が意識する方が良いことや、我が国の在り方の改善策について述べるかも🐈

注意すると反抗する子への指導の要点😸

 教職員は大抵の人は担任をすることになる。運よくずっと副担任や学年所属という例もあるが、大多数は担任を経験する。このとき、注意するとすぐ反抗する子どもがいたことはないだろうか?このような場合、対応する際に意識すべきことを考察しようと思う。

 急激に少子化が進み、家庭でのしつけが充分されずに育っている子どもが多くなっているようである。そのために、自分の考えを否定されたと思い、その結果として反抗的になる。また急に大声を出したり、暴れたりする子どももいる。(年齢的には大人であるはずの者にも、こういうアフォがいる。)ここで念頭におくべきは、反抗する子どもが担任の指導にのみ反抗するのか、どの教員の指導に対しても反抗するのか、子どもの反応を観察し、実態を把握しての指導が必要になる。

 まず、担任にのみ強く反発する場合は、担任に対する不満が原因にあり、誤解をなくす指導を進め、信頼関係を深めることが重要になる。各教職員は誤解等に基付く環状のこずれをなくすことを第一に子どもに接し、子どもがカッなって暴言を発した場合も、冷静に話を聞き、ゆとりをもって指導に当たることが望まれる。その場で話が聞けないときは、改めて話し合う場を設け、子どもの思いに耳を傾けることが必要である。子どもの心に寄り添った指導に徹し、誤解を解き、信頼関係を深めることが求められている。そして教職員としての自分の氣持ちを伝え、指導すべき事柄は子どもに伝えていくことが期待されている。

 次に、どの教職員にも反抗する子どもには、自己規制が身に付いておらず、教職員への不満が強い人が多いと見受けられる。こういうときは、「学校・家庭ともに、良いこと・悪いことの判断を自分自身でできる人になる」ということを方針に指導に当たる必要があると考えられる。子どもの問題点を生徒指導部会で検討し、指導法を話し合い、全教職員が同じような姿勢で指導にあたる指導体制を整えることが肝要である。そして家庭にも子どもの実態を伝え、学校の指導方針を説明し、保護者の理解を得ることが大切といえる。家庭との連携を深め、学校と家庭が一体となり、子どもに自己規制ができる力を育てることが必須といえる。その際、自分の行動を振り返る時間を確保するなど、余裕のある指導を進めることがより良い指導を生むであろうと思われる。

 子どもの心をつかむ指導の継続は、互いの信頼関係を育てる。各教職員は、地域・保護者との連携を図るとともに、今後も学び続け、子ども理解を深めることを常に念頭におくことが模範的とされている。