先日、特別支援学校中等部・高等部の学習指導要領を比較していたら、前者には記載があり、後者には記載のない点を3つ発見した。今回はその2つ目「教育課程の実施と学習評価」について述べる。
この箇所には以下の3つについて言及されている。
①主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善
②障害のため通学して教育を受けることが困難な児童又は生徒に対して、教員を派遣して教育を行う場合については、障害の状態や学習環境等に応じて、指導方法や指導体制を工夫し、学習活動が効果的に行われるようにすること
③学習評価の充実
これらの概論が解説されている。この3つについては、一般的な留意点が述べられており、具体例は特になかった。各教職員各自や学校全体で、具体的な手法が研究されることを期待するところである。
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