社会や地域に参画し、探究的な学習を🐈
新学習指導要領への移行において、念頭に置くべきは「新要領はこれまでの考え方の延長線上にある」ということだ。これを前提に、上乗せをする形で、社会や地域とつながることが大切である。つながるというよりも、「参画する」というほうがより適切であろうか。これは特に普通科において意識されるべきことである。
高等学校が社会への出口に近いということや、 学習内容から鑑みても、「参画する」でなければ学びの意義が見出しにくい。高等学校では、問題解決型の学習やプロジェクト型の学習などの探究的な学習に、教育課程全体を通じて努めるのが理想である。探究的な学習は、学習に対する興味・関心・意欲の向上をはじめ、知識・技能の着実な習得や思考力・判断力・表現力等の育成に有効である。生徒には、社会や地域に参画し、その現実や課題と向き合い探究する中で、真に学ぶことの意義を見出してほしい。
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