公務員が政治・反国家活動をしてはいけないという法と事例:米国の場合🐈
米国に Hatch Act (ハッチ法)という法律がある。これは、連邦の公務員が特定の政治活動に従事することを禁止する昭和13年(1939年)連邦法である。
合衆国裁判所は、United Publlic Workers of America v. Mitchel (1947) 及び United States Civil Service Commision v. National Association of Letter Carriers (1973) で、公務員が政党の中枢的な役職に就き、あるいは選挙運動で積極的な役割を果たすことを禁止する Hatch Act を合憲と判断した。
昭和15年の改正で州、地方公共団体の公民にも適用されることになったが、この点は49年の法改正によりその主要部分が廃止された。ただし、50州全州に Hatch Act に準ずる法律がある。
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