同僚の知人のトマト農家が自殺した。かなしいね。
新規就農が流行っているようだ。政府や自治体から、新規就農者への補助金が出る、というのも一つの要素ではあるのだろう。あるいは、いわゆる「社畜」という働き方に嫌氣がさしてしまい、それにより独立開業・自営という生き方を模索するのかもしれない。
現在、一緒に仕事をしている同僚とこういう話になった。そのときに、同僚は「前からの知人だったやつがいたんですけど、そいつが首つり自殺をしたんですよ。トマト農家でした。」と聞いた。これを聞いたときは、驚いた。農家と自殺という関係性が、いまいちピンと来なかったからだ。
しかし、話を聞いていくうちに、納得した。新規就農は困難だからこそ、補助金がおりる(場合もある)というわけだ。つまり、農業で公務員や大企業なみの生活をできるのは、一握りであり、軌道に乗るまでは本当に大変ということを、ようやく理解した。
それでも、夢を感じるなら、挑戦する意味はあると思う。自分もりんごやみかんを育てて、軌道に乗せてのんびりと生活するスタイルにあこがれることもある。