令和もこべえ Reiwa Mokobee

仕事をしている人が意識する方が良いことや、我が国の在り方の改善策について述べるかも🐈

学校英語教育と学習指導要領について想起・整理した🐱

 学習指導要領は、時代の変化に応じて改訂されている。各教科・科目の中でも英語は時代の変化の影響が反映されやすく、重点を置いて指導すべきとされているものもその時代に応じて異なっている。以下、私が集団での教育を受け始めたときから、現代に至るまでの英語教育における変遷を身の回りの実体験をふまえて述べようと思う。

 私は平成元年4月に小学校に入学した。当時の小学校は、英語は授業に取り入れられていなかった。他教科、例えば音楽などでも英語の歌を歌うということもなく、完全に日本語での教育が行われていた。今の時代から見れば、これは「国際化に対応できていない」と批判する向きもあるとは思うが、当時は我が国の経済も強く、日本語だけで充分という社会の考えもあった。よって学校教育における英語に関しては、私の小学生時代に関していえば、語るところがない。

 平成7年4月に中学校に入学すると、英語の授業が始まった。平成7年度から9年度までが中学生であり、この間の学習指導要領は平成元年版である。この版の特徴は、国際理解の促進及び言語活動における場面や目的に応じて内容の理解・表現である。中学校における英語の授業を思い返すと、単語や熟語などの定着のためビンゴゲームやバトルシップなどの活動もするなど、工夫されたものであった。

 平成10年4月に高等学校に入学した。私が入学した高校は英語に力を入れており、後にスーパーイングリッシュランゲージハイスクールに指定されている。そのため、英語の授業では文法がなく、読解の授業が近隣校の2倍程度あった。私が高校生だったのは、平成10年度から平成12年度である。中学生だったときと同様、この間も改訂された学習指導要領に基付いての英語学習は学校ではされることはなく、平成元年版の指導要領を根拠に英語教育は行われていた。高校1年生のときには、上記で述べた2つの読解授業の他にオーラルコミュニケーションの時間があり、高校3年次では、C (compositionのC)と呼ばれていた英作文の授業があった。私は前者については中学・高校を通しての授業という把握をしており、後者に関しては、国公立大学2次試験や私立大学記述式試験に向けた対策という説明を受けたと記憶している。

 私は英国の国公立大学に正規進学したため、大学卒業や就職を経ての教員免許取得までは、高校卒業以降の我が国における英語学習の法令については関心がなく、把握をしていなかった。再び学習指導用要領を意識するようになったのは、小学校教諭Ⅰ種免許状取得のため、通信制教育課程に3年次編入した平成21年4月からである。私が高校を卒業してから実施された平成10・11年版の学習指導要領の特徴は、小学校にて「総合的な学習の時間」の中での英会話活動の実施可能化が明言されたことが、最大の特徴といえるかもしれない。また、「様々な英語が国際的に広くコミュニケーションの手段として使われている実態にも配慮する」とあり、英米人が使用する英語を模範とするという意識がだんだんと弱くなっている。この英米人が使用する英語を模範とする意識については、昭和33・35年版と昭和44・45年版の学習指導要領には見られることから、英米人が使用する英語のみならず、時代を経て多様な英語が認められているようになっていることを示すものといえる。

 上記の学習指導要領改訂の次の版は、平成20・21年版である。このときの特徴は、小学校での音声中心の「外国語活動導入」及び高等学校において「授業は英語で行うことを基本とする」ことである。

このあとも学習指導要領は改訂され、現在のものは平成30年版である。私は高校に勤務しており、廊下などを歩く際に教室で行われている英語の授業を見ることがあるが、ほとんどの教員は授業を日本語で行っている。英語で授業を行っているものは、10人に1人もいない。この版の特徴でいきなり、「英語指導を日本語メインで行うように」などという記述は、指導要領には見られない。これについては考えられる問題が3点ある。一つ目は、教員が学習指導要領の変更を把握していないということである。二つ目は、教員が学習指導要領の変更を把握していても、自身の英語力が低いため、指導要領の要望に応えられないということである。これについては論外なので、至急自身の英語力を高めてもらいたい。三つ目は、生徒が英語を英語で把握することが難しいということである。これに関しては、教員の工夫が求められるところで、先にあげた二つめの問題点とも関連する・

 以上、時系列的に私が受けてきた或いは関わってきた英語教育・学習と学習指導要領との関係を想起し、整理してきた。思い返すに、私が中高生のときの学校における英語指導は、よくも悪くも学習指導要領通りであったと言える。しかし現在の学校で行われている英語指導は、学習指導要領の要求に応えているとは言いがたいものも少なからず散見される。その要因が、教職員の意識の低さや英語力のなさに起因することについては、言語道断である。各英語教員は、高い意識と日々努力する姿勢を持つことが重要である。

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