学校における社会奉仕活動への姿勢について😸💦
最近、学習指導要領改訂に伴い、社会奉仕活動やボランティア活動ということが騒がれ始めた。これは中学における特別の教科道徳や高校における教科情報などのように、従来あったものに注目が集まった、または新たに生まれたもののように、また学校に加わったものである^^;こうして学校の活動にホイホイとなんでも加わるのは迷惑な氣もするが、まあ増えたようなので、教職員が持っておくべきスタンスについて述べておく。
実際、子どもたちがボランティア活動に「進んで参加したい」と思うようにさせるには、活動に対する興味や関心を持たせ、理解を深めることが必要である。それには、総合的な学習・探究の時間にボランティア活動体験を取り入れるのが一番だと思われる。
具体的には、社会福祉協議会等と連携し、福祉体験活動を積極的に取り入れることができる。子どもたちにアイマスク等を使っての歩行体験や、車いすに乗ったり押したりする体験をさせることで、社会のために自分に何ができるかを学ばせ、子どもである自分にもできることが多いことにも氣付かせたい。実際に体験することで得た知識や、人と人が触れ合うことの楽しさや人の温かさを伝える場面も設けたい。子どもたちには、体験する前に必要な資料などを収集させ、ボランティア活動の重要性をより深く認識させていきたい。
そのほか、ボランティア活動を実践する場である地域との連携を深め、子どもが事故に遭遇したり、相手を傷つけたりすることがないよう充分配慮する必要がある。
教職員は子どもたちの自発性を尊重しつつ、その取り組みを評価し、指導というよりも支援に徹し、彼らのボランティア活動を充実させていくことが求められる。
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