もこべえ数学・社会塾

仕事をしている人が意識する方が良いことや、我が国の在り方の改善策について述べるかも🐈

「いじめ自殺絶無」を目指す具体策🐈

 すれ違いざまに「ウザイ」や「キモイ」などとささやく、SNSを介して罵詈雑言を流す等、面と向かってではない陰湿ないじめが多くなっている。対象とされた子どもが理解されず、居場所がなくなり、命を絶つという事例に対し、いじめ対策審議会や第三者委員会等が調査を行うと、「学校が組織的かつ具体的で適切な対応をとっていれば、自殺を防げた」という結論が出ることも多い。これはつまり、いじめへの対応次第で、子どものその後の行動が変わるということだ。

 自分にも小学生だったころ、からかいやはやしたてをされた経験がある。(反撃していたが。)その経験からも、学校はいじめを看過しな学級作りに力を入れる必要がある。

 具体的には、学級の状況を観察し、ほかの児童・生徒と離れ、沈み込んでいるような者をいち早く発見する。そして話をよく聞き、何があっても味方であることを告げて、全力で守ることが肝要である。またいじめをしている者へは、すぐやめるように毅然とした態度で接することを念頭に置くべきである。

 そのうえで、なぜそのような行動をとるのか、その心情を聞き、信頼関係を作ることも大切である。さらに学級の他の者には、見て見ぬふりも許されないことであることを伝え、教職員や友達に知らせること、すぐやめることを徹底させるようにする。

 教職員は「いじめ防止対策推進法」の内容をよく読み、自分の学級に置き換えて考えることも忘れてはならない。児童・生徒各人が、快適な学校生活を送ることができ、学級に温かい人間関係が築かれれば、いじめはなくなる。

 一方、いじめは学級だけで解決できるものではないので、保護者の協力を求めていくことも重要である。いじめる側にも何か満たされないものがあると考えられるので、その原因を保護者とともに熟考し、原因を取り除くようにする。

 最後になったが、道徳教育を核に、いじめは人権侵害であることを伝え、良い行いはできる限り称揚し、規範意識や思いやりの心を育てる教育を進めていくことが求められている。