次の「学校教育法施行規則」条文の中で、誤っているものはいくつありますか?
ア 児童が心身の状況によって履修することが困難な各教科は、その児童の心身の状況に応じ、履修を免除できる。
イ 生徒指導主事は、校長の監督を受け、生徒指導に関する事項をつかさどり、当該事項について連絡調整および指導、助言にあたる。
ウ 学校評議員は、校長の求めに応じ、学校運営に関し意見を述べることができる。
エ 校長は、小学校の全過程を修了したと認めた者には、卒業証書を授与しなければならない。
オ 部活動指導員は、中学校におけるスポーツ、芸術に関する教育活動(中学校の教育課程として行われるものを除く)に係る技術的な指導に従事する。
答:2つ
解説:アとオの2つが誤り。アは学校教育法施行規則第54条に該当するが、「その児童の心身の状況に応じ、履修を免除できる」という部分が誤りで、「その児童の心身の状況に適合するように課さなければならない」が正しい文言である。
オは同規則第78条の2が該当するが、「スポーツ、芸術に関する教育活動」という部分が誤りで、「スポーツ、文化、科学などに関する教育活動」が正しい文言である。
イは同規則第70条第4項、ウは同規則第49条第2項、エは同規則第58条である。