令和義塾🛡中高生・高卒生・教員・留学志望者のための学習塾

仕事をしている人が意識する方が良いことや、我が国の在り方の改善策について述べるかも🐈

官公庁・大企業・公立高校・国家資格などが、就職先として良い理由

 昔ながらに言い古されているフレーズに「いい大学に行って、いい会社に」というものがある。令和に入り、消費増税新型コロナウイルス蔓延など、この時代は忍耐の時代になったなぁ、という実感が日に日に増しており、ふと上述のフレーズを思い出すことが増えた。昨日の記事でも述べたが、努力のできる環境にいる高校生や大学生には、地道に学習し、有利な状況に身を置かれることが良いのでは、と最近特に思う。

 ここでいう「いい大学」とは、難関とされている有名大学のことであり、「いい会社」とは、いわゆる大きい会社のことだ。もちろん、大企業の中でも優劣はあるし、中堅企業・中小企業・零細企業の中にも、よい企業はある。しかし、20代や30代の若年層が、こうした優良な中堅・中小・零細企業に入る可能性は、ほぼゼロに近い、という実感がある。中堅企業の中には福利厚生の充実している、既得権益の大きい会社もあるが、中小・零細企業については、そういう会社はゼロに近い。というか、ほぼゼロであろう。

 中小・零細企業の問題点は、既得権益が少ないことや、福利厚生が充実していないことなど、枚挙にいとまがないが、一番の問題点は、代表や社長の意見(というか、そのときの氣分)で、仕事の方針や予定がコロコロ変わることが多いということだ。むろん、そういう中小・零細企業ばかりではないだろうが、氣分だけで自分の仕事の環境が左右されては、たまったものではないだろう。代表や社長に怒られることばかりを氣にして仕事をしていたら、スキルが身に付きにくいし、そもそも精神衛生上よくない。

 組織として仕事をしていると、代表や社長などの感情に振り回されることは、ほぼ皆無である。ないわけではないが、中小・零細企業に身を置くより、はるかにましである。これは、実体験を基付いても、力説したいところである。若い高校生や大学生・社会人には、迷わず官公庁・大企業・公立高校・国家資格などを選んでほしい。