「良い時もあれば、悪いときもある。」
私が野球に関心を持ち始めたきっかけは、ホームランだった。はるか遠くにボールを飛ばし、ダイヤモンドを一周して悠々と本塁に帰って来る。その様子が、かっこいいと子どもながらに思った。私が野球に関心を持ち始めたのは、ちょうど松井秀喜さんが伸び始めていた時期で、そのころの本塁打王はセ・リーグが山崎武司さんやデュウェイン・ホージーさん、パ・リーグが小久保裕紀さんやトロイ・ニールさんなどであった。大体の本数は30本から39本ぐらいで、当時は40本を超える選手はいなかった。もっとも、これは昭和の時代から平成の時代になり、球場も広くなり、本数自体は減っているということもあるだろう。
そんななか、私は50本台を打っていた選手がいることを知り、驚いた記憶がある。打撃の記録は大体は、王貞治さんが持っているということを聞き、どんな選手なんだ?と見てみた。その実績は、名選手のピークの成績を毎年当たり前のように量産していて、舌を巻いたことを覚えている。
王貞治選手の名言で「人生は季節のようなもの。良い時もあれば悪い時もある。」のような趣旨の言葉がある。これは、なるほどその通りだなと思った。
今は、新型コロナウイルスの蔓延により、ウイルス自体もそうだが、大不況により苦しめられているひとも少なくないだろう。内閣や特定野盗は、大してあてにならないが、次世代の光が出てくるまで、もうひと踏ん張りかふた踏ん張りする必要があると思う。